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2017 年 4 月 25 日 のアーカイブ

2017.4.22 外房 勝浦ダイブツアー

2017 年 4 月 25 日 Comments off

本日はダイブトレーニングを兼ねて外房の勝浦に行って参りました。

このところの1~2週間の沿岸各地では春嵐ほどの凄い風の日が続きましたが本日は陽気は曇りで穏やかな海況

勝浦鵜原地区の砂岩積は昔は海底、砂や岩が隆起して地層が陸上出てきたもの削ると海底生物の化石も出ます。また自然界の波や風化による浸食から地球の歴史を感じます 堆積した黒い線上の土砂?または火山灰?縦ずれした断層がモニター出来る興味深い探求エリアでもあります。

船を沖に走らせますと・・・水面の

濁りが沖に進むほど強くなる様な感じ・・・

 

エントリー致しまして潜降して参りますと緑色掛かった濁りの海でした。水底の25M付近の砂地と岩場境まで深度を下げてみましたがあまり変化ありません。通称「春濁り」の貴重でミステリアスな体験が出来ました。このような暗い潮はこの勝浦エリアに限った事ではなく関東全域の地球規模的の事ですから・・・このような不良視界潜水のダイブを十二分にお楽しみになる為には、、あとはあなたの腕次第!!・・・・ 結果U/Wナビ・バディーコンタクト・水中コミュニケーションスキルをより正確に実施して頂きまして皆様ナイスなダイブで御座いました。 \(^o^)/

水底の砂地とオーバーハングした岩礁を根沿いに進みます。

しっかり深度にてのダイビングですのでディープ&シャローストップを含む4段階ストッピング浮上◎

インターネットにて衛星水温と海流を調べてみましたら紀伊半島方面から北上する黒潮(暖流でプランクトン豊富な濃紺的な海水)津軽海況から南下する親潮(寒流で冷たい水温でグレー又はグリーン的な海水)通常は列島に沿って進み千葉の犬吠埼沖(銚子沖)にて暖流と寒流が合流するのが一般的です。只今は、黒潮南蛇行して八丈島の南側を通過してまして、親潮に押され気味な近海の海です。このての潮は一時的ではありますが透視度を低下させる傾向があります。

ボートダイブにての沖合いは潮の関係でしょうか珍しくご覧のようにニゴニゴの海でしたが岸に近い浅瀬は透明度は良く ここからはビーチダイブで課題の実施と探求ダイブの展開です。

ご覧のような沿岸域の透明度の良好なビーチエリアにてダイブ

志村ビーチのイケスから水路を通り沖合の潜水エリアに進みます。

水中のブイには「ギンポ君」います。

海藻がお生い茂った海中

海藻に付近に広がりお茶葉を散らかしたように見える事から名前が付いた「チャガラ」がたくさん

 

複数のライン引き込み課題からスタート ビーチは深度が10M程度と浅いために南方位にフィンガースプール連結約60M引き込みます。

ここからは役割交代にて正確に6M深度にSMBにて座標設定

しましま柄が印象的な可愛らしい「キヌバリ君」

クサフグ君

恐らく昨晩に脱皮したと思われます。伊勢海老の脱皮したての抜け殻

カワハギ君やサラサエビ君なども応援してくれてるようかのようです。

アオウミウシのチビチャンが二つ

などウミウシも結構いますね。

ストッピングフォーメションにて4段階指定深度とタイムキープ。ダイブトレーニング後半戦に突入。

水路を通り、生簀のEXエリアに戻ります。

本日はご参加頂きまして誠にありがとうございました。

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